自動検査は「超難しい」…。但し、「超大切!」
アフターオリンピックの10月前後に潮目が変わり、普通の日常が戻ってくると予測する内容が増えてきました。皆さん、もう少しの辛抱の様です。そこで今できる事を考え、日常が戻ってきた時の準備をしておきましょう!
「自動検査」はどのようなイメージですか?
今日お話しするのは、私たちがお手伝いさせていただいている「自動検査」についてです。「自動検査」と聞いて、嫌なイメージや面倒なイメージを持たれている方も多いと思います。
なぜか?と言うと、多くの場合、うまく行かなくて途中でギブアップしたり、他の業務との兼ね合いで多忙を極め、目標の正答率に届かなかったりしたからだと思います。更に「自動検査」は孤独な戦いです。社内に成功事例が少なく、そして「自動検査」用の新たな基準を作るときは、周りの部門にあれこれ言われてしまう…。この様な状況でも計画をなんとか達成しようと努力を続けた方のみが成功者となっています。
1人でも多くの方が「自動検査」推進のリーダーに
私たちは1人でも多くの方が成功者になり、その後の社内での「自動検査」推進のリーダーになってもらえればと考えています。「自動検査」は検査精度の向上やコスト削減に有効です。これまでの官能検査をデジタル化する事で経験や勘に頼る事なく検査が標準化できます。
また、デジタル化された数値データを活用し不良原因の分析/対策検討・実施/評価や予兆管理に使用されはじめています。これまで把握できなかった量産ラインの変動を可視化し、データによる管理が可能になってきています。いずれは、生産工程と検査工程、さらに市場での使用情報が一元化され、製造の進化が一気に進んで行くと思います。
今、製造業は維新の時を迎えているのかもしれません。このコロナ禍で何ができるか、一緒に考え、悩んで行ければと思っています!